THE LION KING(前編)

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ミュージカル「ライオン キング」。
1997年の初演以来の人気ミュージカルで、今なおチケットはなかなか取りづらい様・・・。良い席は2ヶ月待ちと聞いていましたが、タイミングが良かったのか、2週間待ちと言われました。良い席にするか、待たずに買える壁側のバルコニー席にするか、あれこれ悩んだあげく、結局バルコニー席に決定です!

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入り口にある、本日の出演者リスト。

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自分のバルコニー席から真下を見ると、たくさんのパーカッションが!(ステージに向かって両サイドのバルコニーにパーカッションブースがあります。ちなみに、これは右側です。)

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ご存知かと思いますが、ミュージカルはステージのほぼ真下(半地下)に音楽を生演奏する「オーケストラピット」と呼ばれる場所があります。客席からだと、中の演奏者は見えず、指揮者の頭だけピョコンと見えています。舞台と音楽、そして演出等の重要な指示を出すためです。写真は、その指揮者前方にある巨大なドラムセットです。
「ライオンキング」の楽曲の大半は、アフリカンリズム風にアレンジされています。その為、パーカッショニスト達が緻密に役割を分担しており、必ず何らかのドラムのリズムパターンが効果的に鳴っていました(個人的には、一頃のピーター・ガブリエルのフィーリングに通ずるものがある)。ドラマーは2、4拍の反復するバックビートの代わりに、ほとんどがタムタムを使ったユニークで複雑なリズムを要求されているようです。後方にはエレドラも常設されています。演目中「打ち込みかな?」と思われるような楽曲も、常に人力による生演奏だったのですね。

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オーケストラピットの右側。
マリンバが見えます。しかも2台。パーカッションセクションだけでも、ドラマーを含めおそらく5名でしょう。その他に、ストリングセクション、ホーンセクション、リズムセクションですから、総勢20人前後のアンサンブルのようです。

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演目中の撮影は禁止されておりますので、HPから拝借しました。

特に、下の画像の「(確か)占い師」役の歌声には感激しました!!カーテンコールの時には、会場から大絶賛の拍手を浴びておりました。

さて、古い話になりますが、私は幼い頃両親の影響からポール・モーリアや、レイモン・ルフェーブル等の演奏で、映画音楽に触れていました(本当にあのサウンドが大好きだったし、これ以上の音楽は無いと信じていた)。小学生の頃は、(そうとう)本気でポール・モーリア楽団のドラマーになろうと夢見ていたものです。

当日、会場を見渡すと、たくさんの子どもたちが観に来ていました。ここに来ている子どもたちの中から、やがて未来の名役者が生まれてくるのでしょうね。


実は・・・、続きがあるのです。

それは「後編」でお知らせしますね。

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